みなさん、こんにちは。ハートフルコミュニケーションズ、ブログ担当のオギーです。
今日は自分の気持ちを落ち着かせる方法についてお話しします。
それを実際に起きた僕のプライベートの話からお伝えしていきます。

ラーメン屋で起きたある事件

ある日、オギーは妻と一緒にラーメン屋に行きました。
そこのラーメン屋は人気店で開店前はいつも列ができています。
オープンの時間は19時30分なんです(遅っ)
その日、僕らは19時10分ごろにお店につきましたが
すでに4人並んでいました。僕らもそれに続き並び始めました。
しかし、19時30分を過ぎてもお店はオープンしません。
「あれ?どうしたのかな?」
「早く食べたいのにね」
僕と妻は疑問に思っていました。
そして19時35分を超えた時、事件は起こりました。

僕の後ろに並んでいた男性が怒り出し
「すいません!いつ開くんですか!」
ドアをガンガン揺さぶって怒っています。
「あらら、お腹すいてるからイライラするわな」
僕は、俯瞰してみていました。
とは言え、気持ちはわかるけどそんなに怒らなくても。
僕もちょっとだけ嫌な気分になりました。
そして僕は考えだしました。
「この人の怒りの感情の背景には何があるんだろうか?」

怒りの感情はいきなりこない

「怒り」は二次感情と言われ、突発的に怒るものではないのです。
「喜べない」「悲しみ」「恐れ」これらの不快感情を経て湧き出てて来るものです。
先ほどの怒っていた男性も上記のどれかを味わったせいで怒っています。
そしてそれが何だったのか僕は解明したかったのです。
相変わらず、店の中でも怒っています。

そして僕がラーメンを食べ始めた時、その謎が解けました。
隣で怒っていた男性がスマホで電話をかけ始めたのです。
「すいません、休憩を延長させてください」
申し訳なさそうに職場に電話をかけていました。

彼のこの時の気持ちわかりますか?
彼がオープンしないお店に対して
「休憩時間に間に合わないかもしれない」
この焦りという「恐れ」の感情から怒り出したのです。

僕は納得しました。
「そうだよね、休憩の終わりの時間に間に合うかどうか不安だったよね、焦るよね」
彼に声はかけていませんが、この言葉がカウンセリングになります。
おそらく彼は
「わかってくれた!」
そう思う事でしょう。
そして僕自身も納得できた時、怒りの感情をもらわずに済みました。

なぜ、怒っているのか知ってあげることで関係は良好になる

例えば夫婦関係こんなことありませんか?
あなたが妻だとしたら
「なぜ、私が今日の子供のことを話してるのに不愉快そうに話を聞くの?」
どうでしょう?心当たりありませんか?
旦那さんが怒っているのは
「いつも自分の話ばかりで俺の仕事の話も聞いてくれよ」
というつまらない、「喜べない」感情が原因かもしれません。

あなたが夫だとしたら
「こんなに俺が仕事頑張って遅くまで働いているのに妻はなぜ不機嫌なんだ?」
そんなこと思ったことありませんか?
奥様が怒っているのは
「いつも仕事ばっかでちっとも私のことかまってくれない」
というさみしい、「悲しみ」の感情が原因かもしれません。

もちろん話し合うのが一番良いですがそこまでの余裕がなければ
相手が怒っている背景は何なのか?
それがわかるだけでも少し自分の気持ちがやわらぐでしょう。
ちょこっとだけ冷静になって考えてみましょう。